サーバーの基本をざっくりまとめてみる
目次
サーバーとは?
サーバー(server)は実際にはserve(サービスを提供する)
という意味があることから、何かしらの情報を私たちに提供してくれているものだとわかります。
例)
teach(教える)
←→teacher(教えてくれる人)
serve(サービス提供する)
←→server(サービス提供してくれる物)
サーバーの利用形態
大きく分けて3種類ある
- 受動的な処理
- 能動的な処理
- 高性能な処理
簡単に確認してみる。
受動的な処理
サーバーはサービスを提供する側なので、サービスを享受する側も必然的に出てくる。
それがクライアント。つまり、私たちがいつも使用しているようなPCやスマホです。
Chromeでサーバーとは?
と検索した場合、(Web)サーバーはその文字列を受け取って特定のページ(サービス)を返す仕組みになっています。
これは、クライアントから情報が渡されて、それをサーバーが処理するという構造になっています。(受動)
能動的な処理
これは、スマホアプリだとプッシュ通知などのことを指していて、情報が更新されると、ユーザー(クライアント)が何もサーバーに情報を渡してなくてもサーバーから情報が送られてくるようなものを指します。
高性能な処理
サーバーはクライアントより性能が高いので、高度な処理やビッグデータを扱う場合にはサーバー側で処理をするのがベターだよということです。
具体的なPCとサーバーの違い
重視しているポイント
- PCの場合
- 表示画面(UI / UX)を重視する
- サーバーの場合
- IO(input / output)の処理を重視する
- ユーザーが多数いるのでPC以上の性能を持っていないといけない
動作の違い
- PCの場合
- 業務終了で電源は切る
- サーバーの場合
- 24時間動いていることが前提
構成の違い
- PCの場合
- コンパクトにするためにCPUなどは詰めて置かれる
- サーバーの場合
- CPU・メモリ・ハードディスクの増設などを考慮して少し大きくなっている(サーバーはビッグデータなどの処理もするのでそれぞれのユニットの性能はかなり高い)
サーバーの形
3つに分類すると - タワー型 - ラックマント型 - ブレード型
参考
タワー型サーバ、ラックマントサーバ、ブレードサーバの違いを比較表で説明
サーバー設置場所
2通りある
- データセンター
- データセンターにおいて、そこのサーバーに接続してやりとりする
- オンプレミス
- 自社に設置する
番外編(クラウド)
クラウドとは?
クラウドとは、自社にサーバーなどのIT資産を持たずにネット上でサービスを受ける概念。
その中でも主流なのが3つある。それは Pass / Saas / Laas。
- ※IT資産
- PCやサーバー、プリンターやスキャナー、ネットワーク機器、そしてOSやソフトウェアなど、企業活動において利用されるIT関連の資産
Saas
全てのサービスを受けれる。
Paas
ミドルウェアまで付いてる。
Laas
OS以外何もなしで、残り(データベースのインストールなど)は自分たちでやる。
オンプレミス
全部自分達でする
メリットとデメリット
メリット
- メンテナンス不要
- コストが安い
デメリット
- データ外部(サービス業者)に一度はい事による個人情報などのセキュリティ面問題